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2012年07月

戯画「この青空に約束を―」 浅倉奈緒子(2)

奈緒子ルート後半戦。

航からの本気のアプローチにまんざらでもなさそうだけれど、一方で誓約違反を指摘するという、矛盾した感じの奈緒子です。さてさて、二人を隔てているものは一体何なのか?
二人の過去の因縁が語られますよ。



回想。2年前。
中学3年生の航。
初対面の奈緒子を呼び捨てて、デートに誘う。
ひどくヤンチャで、馬鹿で、未熟だったんだな、航は。

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だんだん仲良くなって、勉強を教わったりして。
当時の奈緒子は今とはかなり違って、真面目で良い子。
航のことも「星野くん」としか呼ばない。
内弁慶、なんて表現もあったな。外だと大人しいとわけだ。
彼女にとって航はまだ外の存在ということね。


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「好き」と言葉にする方法を尋ねる奈緒子。
卒業する先輩に告白したいけれど、出来ないということなのか?
茶化し半分だけれど、ちゃんとアドバイスする航。

ある時、奈緒子は航とのデートをOKする。
買い物をして、航をカッコイイ彼氏に仕立てて、そして先輩に「鉢合わせる」。
気になる男にボーイフレンドを見せて意識させるって作戦?
当て馬にされたと気付いた航は傷つく。
ひどい女だよ、奈緒子さん。



航の卒業式に再会する二人。
「カッコイイ」と言う奈緒子に航の返答。
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航は本当に奈緒子が好きだったんだな。
何か悲しいね。

奈緒子は航を寮へ連れ込む。
ガチガチに緊張した航を導く奈緒子。
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処女だったことに驚く航。
航が童貞だったことに奈緒子は驚く。

奈緒子が罪滅ぼしのために航に抱かれたことが分かる。
自分が奈緒子に愛されてはいないことを再確認させられる航。
泣く航。泣きそうな奈緒子

僕としては、本当にこれが罪滅ぼしだったのか疑問に感じる。
奈緒子はプライドが高く、自分が決めたことで自分を縛ってしまう方だ。
一度航を傷つけてしまった以上、もう付き合っていくことは出来ない。
罪滅ぼし、という言い訳をしなければ航に抱かれることも出来ない。
そういうことだったんじゃないだろうか。

【奈緒子】
「泣いたって、もう駄目だからね?
私たちは、もう…終わったんだよ?」




回想終わり。
デートの夜に二年前の夢を見て、起きて洗面所に行ったら奈緒子と遭遇。
奈緒子はいつも通り、或いは少しだけ昨日のデートを意識してからかってくる。

「まだ、さしたげるって、決めたわけじゃないんだからね?」
「決めそうなんだ…俺に、さしてくれるって…」

昨日のデートと二年目の夢とで、気持ちが鮮やかに蘇ってしまった航はちょっと手強い。
会長と副会長だと頭が上がらないけれど、奈緒子と航なら対等なわけで。



「サザンフィッシュ」でいつものように勉強する奈緒子。
航の姿が見えないことが気になる様子。
どうも、奈緒子も航を再度意識し始めているような。
女子大生と親しくしているとことを見て、腹を立てる辺りも。

携帯を見られて女子大生からのメールを削除される航。
航が遊び人になってしまったのには自分にも責任がある、なんてことを冗談っぽく言う奈緒子を、航は誓約違反だと指摘する。
第二条「他言無用。二人の間でもこの件には触れない」

わざわざ、昔の話をした奈緒子の真意は何なのだろう。
事件の後に出来上がった「安定した関係」ではないものを求めてるんだろうか。

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女遊びをやめるから、奈緒子も男に思わせぶりな態度を取るな。
航が攻める。いいねいいね、ドキドキするね。



有言実行ということで、航は合コンもパーティも全てキャンセル。
何でだよ、と雅文に問い詰められた航の一言。

「高嶺の花を手折るため…かな?」

どんだけきざなんだ、お前はwwwwカッコイイぞ、畜生。
ヒロインが一方的に主人公を好きになって、主人公がその気持ちを受け入れる、って流れじゃなくて、主人公の側もちゃんとアプローチをしていく感じが好き。

そして、奈緒子は奈緒子で航の言う通り、男からの誘いを断っている。
以前なら、取り敢えず食事くらいには行ってのらりくらりと躱していた相手をバッサリ。
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にやける航、照れる奈緒子。


給料日。
さらっと奈緒子を「奈緒子」と呼ぶ航。
それに対する奈緒子の反応を見て、隆史が気付く。

【奈緒子】
「ま、そういう結論に持って行きたがるのは
わかりますけど~。弟子思いの師匠だし~」
【隆史】
「本当に弟子思いなら、
反対するのが筋かもしんないけどな~」

チクっと刺す隆史。なるほど、こいつは知ってるのか。
奈緒子の表情の曇り方に、言い過ぎたことを悟る。



旅行で島を訪れた大学生の一団。
その中に、何とも人が良さそうで、頼りなさそうで、地味な感じの男が一人。
奈緒子と航、二年のブランクを越えて上手くやっていけそうだった所で現れる例の先輩。
本当の奈緒子の「タイプ」。

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分かってはいたけれど、こういう波乱になりますよね。
航と奈緒子が過去の因縁を断ち切るためには、彼との再会という事件が必要不可欠だ。



翌日。
デートの待ち合わせ場所に現れない奈緒子。
航が待つこと1時間半。
久しぶりに寮に顔を出しにきたヒロ先輩こと辻崎。
何かと恐縮し、何かと気を使い、とても良い人なのが分かる。
そして、辻崎と話す中で奈緒子と彼がとても親しかったことが分かる。

辻崎は何も悪くない。航は分かっているけど、絶対に好きになれない。
辻崎は何も知らない。当て馬事件の記憶から、航と奈緒子が付き合っていると思い込んでいる。




回想。二年前。
当て馬にされた直後のこと。
奈緒子の謝罪。辻崎が好きだという話をされる。
惚れた女が、惚れられていると知っていながら、別の男が好きだという話をするんだ。
こんなにつらいこともない。

その夢を見て、目覚める航。
辻崎はその頃、星を見ていて、奈緒子は辻崎のところへ。



またまた夢で回想。二年前。
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つぐみ寮に入った航は、卒業して以来となる奈緒子の部屋へ連れ込まれる。
奈緒子は島を出ると思っていた航。航は島を出ると思っていた奈緒子。
だから、処女を捧げて罪滅ぼしなんてことにもなってしまったわけで。
勘違いが重なって、不幸な遭遇。
たった一ヶ月で、随分とやさぐれた性格になっている奈緒子。
内弁慶の中に航も含まれるようになってきたということか。

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奈緒子を許そうとする航を奈緒子は許さない。
五ヶ条の誓約を交わす二人。

第一条「もう二人はセックスしない」
第二条「例のことは他言しない。二人の間でも話に出さない」
第三条「悪いと思っても、相手が悪いと認めないなら謝らない」
第四条「奈緒子をさん付け、役職、先輩とかで呼ぶこと」
第五条「この責任は奈緒子にある。航は責任を感じないこと」



翌朝
合コンに行かない、と奈緒子への操を立て続ける航に師匠の一言。
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隆史は奈緒子のこと許してないんだろうなぁ。
まぁ、当然か、自分の大事な弟分を弄んだわけだから。

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そんな話をしているところに戻ってくる二人。最悪なタイミング。


奈緒子が戻らない四日目の夜。
星を見ながらギターを弾く航、寄り添う海己。
航が振られたのは三度目。一度目は海己で二度目と三度目は奈緒子。
一度目については、色々事情があったらしいことが匂わされた。なんだかなぁ。

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航を応援しながら、その一方で
遠回しに、海己を航が諦めたから届かなかったんだ、と言っている。

やはり諦めない航。
隆史から辻崎と奈緒子のいるところへ行ってみろ、と言われる。



奈緒子は、辻崎に、航のことを話していた。
第二条「他言無用」のルールを破って、何から何まで。
奈緒子は、簡単に自分を許させるつもりはなかったし、
自分からルールを破って、航の胸に飛び込むつもりもなかった。
ただ、航を待った。

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奈緒子は自覚的ではなかったけれど、やはり航に惹かれていたから抱かれたんだな。
引け目を持ちながら航と付き合うことなど出来ない奈緒子にとって、選ぶことが出来る道は「惚れた男の中に思い出として残ること」だったわけで、この辺の思考回路は、大介を傷付けて記憶に残ろうとする「ショコラ」の香奈子に似ているかもしれない。

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辻崎と奈緒子の間に、何もなかった、それどころかマイナスの感情があったかのように、辻崎から航に言って欲しいという奈緒子のお願い。
酷い嘘をついたことがある奈緒子は、自分の言葉で航を信用させる自信がない。

【辻崎】
「嘘をついて、彼を失ったことがあるのに、
嘘をついて、彼を取り戻そうとするのか、君は?」
「なぁ、本当に、こんな浅倉でいいのか?
…星野くん」

聞いていた航、奈緒子の無礼を詫びる。
人の代わりに謝るのは、その人と自分とが特別な関係だと宣言することに他ならない。
これは、丸戸史明のゲームで度々出てくる法則みたいなものだ。

【航】
「こんなヤな女ですけど…
 俺、このひとのこと、大好きですからっ!」


カッコイイぞ、航!!


膝枕の状態で子供のように拗ねる航。
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何せ、今の彼は奈緒子のことが好きで堪らなかった子供の時に戻っているから。
奈緒子も同じように航のことが好きだけれど、それを信じさせる言葉がない。
だから、代わりに行動で示す。

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奈緒子は、素直に甘えることが出来ない。
求められて、欲しがられて、許す形じゃないと納得出来ない。
その、必死なプライドが愛しい。

「副会長、大好き」

航に好きというのは、奈緒子にとってまだ恥ずかしいらしい。
それが分かって、航の中にまた愛しさが募る。



明青大の推薦を受ける奈緒子。
八橋大でも行けるはずだ、と教師に言われた奈緒子の内心がこちら。
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なるほどねwww

奈緒子は航に翼を授ける。
つぐみ寮から、島から巣立つための翼。
どこへ飛ぶかは航次第だと奈緒子は考えている。
ただ、自分のところへ戻ってくるように、それとなく(?)誘導をしているだけで。

新五条
第一条「二人のセックスは時と場合によらずNOはない」
第二条「他言無用。二人の間でも話題に出すな」
第三条「悪くても優位性が崩れるなら謝らなくてもいい」
悪くても、奈緒子の優位が危ういなら謝らないってことねww
第四条「二人きりの時しか奈緒子って呼び捨てたらダメ」
第五条「この誓約はいつでも有効。離れても、喧嘩しても、好きな気持ちを思い出すこと」

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童貞でなくなったのも処女でなくなったのも同じタイミングだったけれど、その後の二年間で積んできた経験が違ったわけで、奈緒子は航に追いつくべく、航を自分の虜にするべく、必死の努力を重ねた。
ま、その結果がこれなわけですがwww

エピローグ。
東京に出てきた航。
携帯電話で奈緒子から指示を受け、奈緒子のアパートの前に辿り着く。
奈緒子には不似合いな、随分とボロボロのアパート。

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ドアが開く。
奈緒子から授けられた翼で島から飛び立ち、奈緒子の所へと飛んできた航。
航を待っていた奈緒子。

ボロアパートを選んだのにも、ちゃんと理由がある。
「つぐみ荘」って言うんだってさ。なるほどねぇ。




丸戸史明が得意分野を出せた話だったと思います。
黒スト、年上、昔の因縁がある女。
シナリオも丸戸らしい感じで楽しめました。

惜しむらくは、回想シーンがちょっと順序や流れの把握がしにくい形で出てくるのがねぇ。
勿論、ちゃんと分かるんだけど、もうちょっとスムーズに分かった方が集中してやれるかなぁ、と。

今日はここまで!!

戯画「この青空に約束を―」 浅倉奈緒子(1)

この青空に約束を―は二周目に入ります。
さーて、今回のヒロインは?

「黒ストの女」浅倉奈緒子
裏表がありまくる生徒会長。
品行方正、成績優秀な人気者だが一枚剥ぐと暴君。
つぐみ寮の関係者だけが彼女の本質を知っている。
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「ショコラ」の香奈子、「パルフェ」の里伽子と同じ系統のキャラクターの匂い。
黒髪かつ黒ストですし。ただ、二人が割とダウナー系なのに対して、奈緒子はアッパー系ですね。

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自分が請け負った仕事を航に投げて荷物運ばせたり、
急に航呼びつけて自転車で寮まで送らせたり、
なかなか人使いが粗い。でも、嫌な人って感じはしないんですよね。

奈緒子は誰に対してもイイ顔をするタイプらしい。
言い寄ってくる男子にも、ちゃんと拒まずにのらりくらり、という感じ。

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奈緒子の部屋から漂うシンナーの臭いに不安を覚えた航。
飛び込むと、ペディキュアを塗っていました、というオチ。
指六本に見えるのは危ないww

ペディキュアは校則違反。
ただ、校内では靴履いてるし、黒ストだし、絶対見えない。
見えないところでお洒落をするのがイイ女なんだとか。

奈緒子が「ふうふう~!」と言って、航にペディキュア乾かすのをやらせようとする。これ、分かりますよね。
ショコラのすずルート。風邪引いたすずにお粥を食べさせるシーン。
航を誘っているのか、或いは航を男性として意識していないのか。多分、前者?

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振ったつもりの男に迫られてイライラしている奈緒子。
八方美人でハッキリ振らないスタイルには、それなりの苦労があるようだ。
ということで航に八つ当たり。女性が片手で男の頸動脈絞めちゃうの凄いなww

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それを、奈緒子の本性を知らない後輩に目撃され、言い訳。鮮やか。
凛々しい生徒会長の乙女な部分を垣間見てしまい、
お願い黙っておいて、と頼まれた後輩は悪い気もせず、と見事に術中に陥る。

奈緒子的には、航と付き合ってる誤解されるのは別に気にならないってことなんだよな。
ここで噂をもう少し積極的に広めて既成事実化を図ったりすると「パルフェ」の里伽子スタイルになるけど、
彼女は特定の交際相手はいなくて誰にでもイイ顔をするスタイルを崩さない。



テスト勉強を見てもらう航。
「青い三角定規取って」って台詞があったけどれ、
2006年発売のこのゲームやってる奴が「青い三角定規」分かるんですかね?
僕はフォークソング好きなんで知ってましたけど。
♪~君は何を今、見つめているの~♪ってね。
そういえば、奈緒子は八橋大志望らしい。

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問題児凛奈とのマラソン勝負について。
航が勝ったら凛奈は寮の一員として皆と仲良くする。
凛奈が勝ったら航は寮を出ていく、という勝負。

成果主義の奈緒子の指示はただ一つ。勝て、と。
航が負ければ海己も静も宮穂も沙衣里も悲しみ、航が勝てば喜ぶと話す奈緒子。
意図的に自分を外した語りに、航は「で、会長は?」と再三尋ねる。

その返答が、これ。
こういうしっかり者タイプを可愛く描くのが上手いよなぁ、丸戸。



マラソン大会後。
航の成績を口実にした学校側の妨害工作などトラブルはあったものの、
どうにか凛奈を仲間に迎え入れることに成功し、試合に負けて勝負に勝った航。

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一人でベランダにいると、悪そうな顔をした奈緒子が現れる。
学校側の介入を許し、航が危険に晒されたことを謝罪する奈緒子。
確かに奈緒子は暴君だが、暴君たる責任を果たそうとしていることが分かる場面。

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謝罪の後は、ご褒美。
全年齢対象の、という縛りはあるものの。
というわけで膝枕。



奈緒子に勉強を見てもらう航。
バスローブでマムシドリンク飲みながら、ですか。
大丈夫か、この男女ww
徹夜のお供にマムシドリンクってのは「ままらぶ」でもあったかな?

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航を帰らせた後も一人勉強する奈緒子。
彼女がやっているのは数学。三年の数学の試験はもう終わったはず。何故?

今、解いているのは二年の数学。
テストの為ではなく、教えるために。
隠れて努力して自分を磨く、どころではない。
隠れて努力して弟分を助けてやっているのだ。泣けるぜ。



テスト後。
生徒会室を訪ねてきたファンの女の子を「奈緒子は風邪だから」と帰らせる航。
なんか、アイドルの面倒臭いファンを追い払うマネージャーみたいな。

女子学生2「ごめんなさい、もう一つだけ」
航「なんですかぁ警部さん!?」

この遣り取り好き。
てか、丸戸は刑事コロンボが気に入っているのだろうか。
作品の中で度々出てきているような。
僕もCATVで再放送してるんで結構見てますけどね。

浅倉奈緒子の成績が急落した、というのは学園の大きな関心事。
航はその理由を知っている。彼の勉強をサポートするための四徹。

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奈緒子の成績は7位。そして、成績発表が終わった時期になっても、まだ徹夜の後遺症を引きずって、生徒会室で眠っている。彼女自身より、航の方がその成績にショックを受けていた。

航「…奈緒子」
昔のこと、多分中学を卒業した辺りの頃の二人のことを思い出した航の口から、今は呼ばない彼女の名前が溢れる。何か、二人の関係を決定的に変えるものがあったんだろうな。この辺は「ショコラ」の大介が香奈子を「香奈子さん」と呼ぶようになったエピソードと重なる。



つぐみ寮のメンバーで海に来て、泳ぐでもなくビールをかっくらう年長組。
下らない内容の言い争いに対する航の意見は「子供だと思われても怒らない大人の余裕がある方が大人」という、何とも政治的なバランス感覚を感じるもの。流石。

奈緒子「『子供を引っ張りっこして勝った方が本当の親』とかいう腐った凡例を持ち出すな忠相」
航「上様っ!?」
丸戸は暴れん坊将軍と大岡越前が大好きんだろうねww
パルフェでもダメ恋でも使われてたし。

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言い争いの本質はここだったらしい。
な、なんというくだらなさ。。。



悪友の雅文と共に、ペンションをやってる兄貴分三田村隆史とアルバイトの相談。
90分で数万飛んでいくお風呂とか、ペンションにやってくるお客さんの女子大生と親しくなるとか、そういう下衆な話題で盛り上がっているのを奈緒子に聞かれる。馬鹿。

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携帯をチェックされる航。
風俗について問われて「自腹を切って肉体労働」ってのがツボでと言い訳。

奈緒子「あれ以来…ハマっちゃった?」
航「…意味がわかんない」
奈緒子「だとしたら結構責任を感じるというか…」

気になる発言。黒ストの女とは因縁があるものですからねぇ。
何か二人の間に微妙な空気が漂う。

奈緒子「やっぱり…あんたは違うね。頼りになるね」
『誰』と比べて違うって?

奈緒子「背、伸びたね」
『何時』と比べて伸びたって?

奈緒子「…背伸びが必要になったかな?」
…背伸びをせずに、何をしてたって、言うわけ?

航と奈緒子の間に、何があったんだろう。
そして、誰がいたんだろう。



ペンション「サザンフィッシュ」でのアルバイト。
女子大生に声をかける航を見張るつもりなのか、入り浸る奈緒子。

自分のせいで急落した奈緒子の成績のことを気にしてしまったせいで、
航は奈緒子の気分を害してしまう。漂う気まずい雰囲気。
奢らせるはずのケーキとアイスコーヒーの代金もきっちり払おうとする。

そんな時の対処法を、航は『昔の経験』から引きずり出してきた。
謝る代わりに「バイト代を全部使い切る」とデートに誘う航。
航の意図が分かったのか、少しだけ機嫌を治す奈緒子。
やっぱり、航と奈緒子は付き合ってたのかな。

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デート当日。意識してない格好で来て叱られる奈緒子。
方針変更で、奈緒子は航を引きずって男物の服屋を五件と靴屋、美容室まで回った。
全ては、航をきっちりデート仕様にするため。
奈緒子らしい、愛のある傍若無人さ。

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『あたしの男』という表現がどこまでを意味しているのか分からない。
良く分からないなぁ、二人の関係。

奈緒子に「タイプだ」と言われ、嬉しそうにはしない航。
二年も前に同じ事を言われていたらしい。
やっぱり、航は奈緒子と付き合ってたんだろうな。
それが過去形になっているのが、嬉しそうではない理由だろうか。

嬉しくもない褒め言葉を浴び続けた航の中で、何かが切れる。
本当は自分なんか全く奈緒子の好みでないということ。
一方で航自身は奈緒子のことが好きであること。
それを感情のまま口にして、キスをする。

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受け入れる訳ではないが、抵抗もしない奈緒子。
しかし航が「奈緒子」と呼ぶと急に突き放す。

「誓約違反」と奈緒子が言う。
航と奈緒子の間に存在する、謎のルール。
第四条「呼び捨てにしない」
キスはありだけれど呼び捨ては許さないのか。良く分からないなぁ。

キスをした航を責めない奈緒子。
奈緒子の微妙な態度から攻めることを決めた航。
次のデートを取り付ける。



以前二人は付き合っていた。

何かあって別れてしまった。

ルールが作られる。紆余曲折あって今の関係。

凛奈の件や、つぐみ寮の将来に関するアレコレをきっかけに再接近。

さて、これからどうなるんでしょう?

この奈緒子ルートもそうですが、香奈子ルートしかり、里伽子ルートしかり、二人の仲が離れることになった原因が解決されないまま、関係だけがある程度のところに落ち着いています。
内容や経緯はともかく、解決しないままでそれなりの形にしてしまって、そのまま時が流れるというのは、僕らが現実でかなり経験していることでありまして、その辺のリアリティのバランスが丸戸史明の上手さかなぁ、と感じたり。

何はともあれ、解答編に期待しましょう。
では、今日はここまで!!

戯画「この青空に約束を―」 藤村静(2)

一度に二つの困った事態が生じる。
まず、更生した静の両親が静と暮らしたがっているということを静に伝えたものの、方法を誤って傷つけてしまったこと。
もう一つは、静と交際(?)してるのが寮の仲間にバレたこと。
寮の仲間から一斉に批判を浴びることに。

確かに、航は静の「保護者」ということだったんだけど、
色々経緯があったとは言っても10代の男女がそういう仲になってしまうのは、
そんなにも批判されることだろうか、とも思ってしまう。

寮の仲間の怒りが僕に対して迫ってこなかったのは、
静をつぐみ寮に連れてきた時の経緯が詳しくは描かれていないってのもあるかもだけど、
見た目や情緒はともかくとして静が航と1歳しか違わないってのもあるかもしれない。
例えば静が見た目通り小6とか中1とかだったら納得できるかもしれない。

「親子のはずだったのに」ってのをもっと強化したのが「世界で一番NGな恋」ってことになるのかな。
あれは、たしかに、「おい、まずいだろ」って感じだった。
関係が、友達→親子→道を踏み外して男女の関係、と変化していくのをゲームの中で見ているからなぁ。


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海己は航を信じている。

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この辺りは、なんか海己ルートの伏線なんだろうな。
航と海己の間には何かあったっぽい。

藤村の家に行って、静の両親と話して、本当に静を思う両親になっていることを感じて、
静と自分がどういう関係なのか、胸を張って言えない自分が悲しかった航。
航は、静との関係に胸を張るために静を帰さなければならない。

取り敢えず海己には理解してもらえて、許してもらえて、
あとは、傷ついて部屋に閉じ篭ってしまった静を説得する、ということに。
で、部屋の前で20時間ほど粘って風邪を引く。

静は航が心配だけど、でも自分から折れるということも出来なくて、
結局どうするかって言うと、奈緒子に電話かけて助けを求める。
静をワガママだと叱った後、航を助けてやる奈緒子。
ただし、その方法はかなりアレな感じで。

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お薬口移し。
舌出して笑う奈緒子可愛い。

つぐみ寮総出で静に言葉をかける。
大好きな静が、大好きな人を増やして、ちゃんとつぐみ寮を巣立っていけるように。
この辺りの語りの上手さってのは、やはり丸戸史明である。

皆で学校をサボった分、補習のために夕日を浴びながら学校へ。
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航の背中には、安らかな表情で眠る静。
イイねぇ。

エンドロール入ってその後。
物凄く成長して帰ってきた静。
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途中の流れはともかく、最後の辺りは作家の良さが出てたなぁ。
細かい言葉回しの技術も丸戸史明の魅力で、その点はこのシナリオでも出ていたけれど、
でも、やっぱり構成として弱くて甘くて惹きつけが足らない部分が多かったかなぁ、と思ったり。
んー、残念。

今日はここまで!!

戯画「この青空に約束を―」 藤村静(1)

各ヒロインについて、順々に書いていきましょう。

で、まずは一人目は藤村静
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何を考えてるか分からない系
物静かでマイペース系
仲間以外に対しては心閉ざし系

という、ロリキャラの藤村静。
色々あって不登校だったのを航たちが寮に引き取って、元気にさせたんだとか。
第一印象として、こういうキャラは苦手だなぁ、というのがありました。
体格面と同じくらい情緒面が未成長なのが、やっぱアレなんだろうなぁ。
こう「どうだ庇護欲をそそられるだろ!!」みたいなのは、ちょっとね。
だからロリは東山翔の作品しか楽しめないのかもしれないなぁ。。。

僕は「世界で一番NGな恋」の陽坂美都子とか、「ままらぶ」の菊永瑠璃みたいな方が好み。
やっぱ歳不相応にしっかりしてるのが好きなんだろうなぁ。
いや、相応だろうが不相応だろうがしっかり者好きってのが本音ですな。

「この青空に約束を―」の後に出したのが「世界に一番NGな恋」なわけですから、
やっぱ、この静を描いた反動ってものはあったのかもしれないな。

で、まぁ、航の理性が頑張りきれなくて静とセックスしてしまった辺りまでプレイしました。
この後は多分、静の家族とのあれこれがあると思うんですが、ちゃんとした話になるかなぁ、と不安です。だってさぁ、好みじゃないヒロインっていう点を差し引く必要があるとは言っても、丸戸史明ってこんなに面白くない作家だっけ?と思ってしまう感じなんですよ。
不安ですねぇ。

今日はここまで!!

戯画「この青空に約束を―」(1)

三連休だったので、ついに始めてしまいました。
まるねこ三部作最後の一本。
「この青空に約束を―」

設定を一言で表現すれば「離島の学校で寮生活を送る主人公とハーレム」
彼らが住んでる寮があって、生徒会があって、仲の良い仲間で遊んで、という感じ。
そんな、丸戸史明らしからぬ、ひねりのないシチュエーションが今作の舞台になります。
「ショコラ」「パルフェ」で地位を不動のものにした丸戸史明が、満を持して「エロゲーのベタライン」に戦いを挑んだ一本ということになるでしょうか。

その姿は、PRIDEに殴り込みをかけたK1からの刺客ミルコ・クロコップが如く。
ミルコ・クロコップはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを破ってPRIDEの王者になりましたね。イゴール・ボブチャンチンやらエメリヤーエンコ・アレキサンダーやらをハイキック一発で仕留めるミルコはカッコ良かったなぁ。
あ、脱線しました。

序盤をチラッとやっただけですが、何点かコメントを。

今作は「表ヒロイン」「裏ヒロイン」の制度をやめたようです。
それもそのはず。そもそもあの制度は、丸戸が本来やりたいことを「エロゲーのベタライン」に隠すためのものです。ベタラインの土俵で正々堂々勝負するのなら「裏ヒロイン」は必要ありません。

パルフェで好評だった花鳥玲愛(Google日本語入力だと「かとれあ」の検索で出てくる。すげえ)のラインに沢城凛奈を配置します。前作パルフェでは玲愛がデレるまでが面白すぎて、終盤が軽く感じられてしまうという弊害がありましたので、凛奈は早めのデレです。この辺りは改善が感じられました。

この沢城凛奈に対するのが、羽山海己になるのでしょう。最後は古くからの因縁がある方が勝つ、というのが丸戸ゲームでのルールと言っても過言ではないので、多分羽山海己がヒロインの中のヒロインとして君臨することになるんじゃないかな?そうなんでしょ、きっと。あぁ、でも、凛奈との仲がゲーム開始時からってことはなさそうだもんなぁ。向こうも向こうで昔色々あったっぽいし。。。
えーっと、それはさておき、気弱系ヒロインって丸戸作品では珍しいぞ。あんまりこういう「らうたし」タイプは好きじゃないんですけどね。一皮むけてくれることを期待します。


取り敢えず、今後色々書いてあげてこうと思います。
さて、大村翠(ショコラ)、夏海里伽子(パルフェ)、芳村麻美(ダメ恋)への僕の愛を超えるようなキャラクター、シナリオは出てくるんでしょうか?

今日はここまで!!

アトリエかぐや「禁断の病棟」(6) 桂輪廻・岩瀬冬乃

さて、今回は看護師の桂輪廻。

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遊佐相手でも物怖じすることなく、面白がってずばずば物を言うタイプ。
例えば、こんな感じ。
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まったくもって真実である。
しかし、それを笑って言ってるんだからなんとも、、、

輪廻にはシークレットデザイアが効かなかったらしい。
理事会の息がかかったナースは信用出来ない、と篭絡しようとして失敗。
しかし、輪廻は理事会にそれを報告する様子もない。

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シークレットデザイアをもう一度輪廻に試すことに。
本人はノリノリで、シークレットデザイアを掛ける前から自分で脱衣。
結局、遊佐の能力は輪廻に通じず。

悪行を嬉々として手伝い、ヘラヘラしている輪廻の考えが分からない遊佐。
プレイヤーからすると、輪廻は遊佐に好意を向けているように思えるけれど理由は良く分からない。

実験二回目。
輪廻の身体に触れているうちに、急に危機感を覚えて飛び退く遊佐。

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なんか輪廻にも能力があるんですかね?


実験三回目。
警戒しつつも輪廻に手を出す遊佐。
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自分は処女だと言う輪廻。
え、ほんとに?

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クンニリングスで絶頂。

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しかし、そっから先はしない。
輪廻は大変に不満気。


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胸を弄ってイカせたところでシークレットデザイア発動。
しかし、やっぱり効かない。


円がやってきて、輪廻について気になることはないかと尋ねる。
やはり輪廻の能力に関わることか。
ちなみに、円は遊佐と輪廻の関係を知っている。


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鏡の前でのオナニー

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続いて顔面騎乗


輪廻は自分と遊佐のことを色々と触れ回っているらしい。
円に続いて、冬乃にも話したらしい。
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遊佐と輪廻の関係が気になる様子の冬乃。

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あっけらかんとした輪廻。


遊佐の結論としては、輪廻には性的な抑圧がないということ。
抑圧がなければシークレットデザイアで引き出すものもない。

輪廻は病院の職員データベース上に存在していない。
つまり、彼女の正体を知っているのは理事会だけ。
「自分は敵ではない」と輪廻は言うけれど。。。

冬乃が遊佐と二人きりになれるよう輪廻が気を利かすも空振り。
なんか、輪廻が冬乃と遊佐の関係に対してどういうスタンスなのか、今イチ分からない。


深夜の病院を全裸で徘徊。
嫌がる様子もなくノリノリな輪廻。底なしである。
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深夜の中庭でパイズリ。
今回も輪廻に翻弄され気味の遊佐。



円・輪廻・冬乃が三人で昼食を摂っている。
誰と同じものを食べるかでルート分岐。


輪廻の放尿シーンを撮影。
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戻ってきたら円と冬乃が待っていた。

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さて、輪廻と円の正体やいかに?
この病院が作った人造人間とかですかね。

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あ、やっぱりそうだった。
円が加わっていた人造人間プロジェクトの実験体。
でも、実際のところ人間は作るより買う方が安い。
だから計画は頓挫、と。なるほど。

遊佐は真実を知っても、輪廻と冬乃を側に置くことを選ぶ。
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自分は遊佐のものであると宣言する輪廻。



△仲が深まって数日。
朝一でこんなことをしているけしからん看護師と医者。
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ちなみに、このまま進むとバッドエンド。




△グッドエンドの方
他の科の看護師の人手が足らずヘルプに入っている輪廻。
ちょっかいをかける遊佐。
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昼休みに茂みの中で。



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トイレで。
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輪廻の唯一の禁忌。
「病院の敷地から出る」を犯させる遊佐。
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輪廻を守ろう、理事会と戦おうと決意を固める。



爽やかなラストが、メインヒロインぶりを感じさせる輪廻です。
さて、物語はついにクライマックスのハーレムルートへ。
最終痴漢電車3並のパンチの効いたラストがあるんでしょうか?
期待したいと思います。

今日はここまで!!








おまけの冬乃ルート
岩瀬冬乃。

一番扱いの薄い彼女。
彼女のルートは輪廻の分岐しかないという可哀想なキャラ。

物静かな性格だけれど、結構遊佐への好意を表に出してくる。
遊佐の寝顔を「可愛い」と言ったのはかなり微妙な感じですが。。。
輪廻は冬乃が遊佐に近付くのを助けてる感じ。

人造人間である輪廻を受け入れた遊佐に冬乃が問う。
「輪廻を幸せにしてくれますか?」
遊佐は勿論、自分なりに努力すると応える。
そして、冬乃はどうなのかと問い返す。

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それしか言おうとしない冬乃の口をシークレットデザイアで割らせる。
冬乃は輪廻と同じように人造人間ではあるもののフタナリモデル。
それが強いコンプレックスになっていた模様。

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しかし、クールキャラ、メガネ、ナースでフタナリとは・・・。
「萌え要素」全部のせだな、おい。胸焼けするぞww

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理事会をひっくり返して二人を守ることを決意する遊佐。
頑張れ遊佐。



今度こそ、今日はここまで!!

アトリエかぐや「禁断の病棟」(5) 上泉紗良

さて、五回目。患者ヒロイン最後の一人。

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上泉紗良
良家の一人娘で、立派なお嫁さんになって跡継ぎを産むのが夢。
かなりの男性恐怖症だが耳年増で性的なものへの好奇心は強い。
良妻賢母志向のお固い性格。

初っ端からナンパされて戸惑う展開。
このゲームではお決まりパターンだよなぁ、これ。
何人かの作家が分担して作ってるからネタ被りも仕方ないのだが、
もうちょい事前に調整出来ないものかね?


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カウンセリングの受診を拒否すると言って聞かない紗良にシークレットデザイア。
取り敢えず服を脱がせる。シークレットデザイアの効果で嫌がりながらも従ってしまう。
患者ヒロインも4人目になると、流れに慣れてきますね。
精神科医が服を脱がせることに疑問を覚えなくなっている自分が怖いww


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警戒を強める紗良にシークレットデザイア二回目。
服を脱げと言われて、自発的に下着まで脱いだのは、実は露出趣味があるとかそういう訳でしょうか?


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シークレットデザイア三回目。
願望に素直になれ、ということで胸を露わに。
男に触られる嫌悪を感じながらも快感を認めさせられてしまう。


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シークレットデザイア四回目。
いつの間にかフラグが立っている。
遊佐に惹かれるきっかけがどこにあったのかは謎。
あと、女たらしの鬼畜なのに、その手のことに鈍感な遊佐が、ちょっと笑える。

「メイドCafe“ジンジン”」
とかいうのが作中に出てきて、思わず噴いた。
ジンジンかぁ。。。


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シークレットデザイア五回目。
男性器に慣れるための治療と言うわけで、こういう感じに。
ま、マニアック・・・。


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酔っ払いの下品なナンパに対して「間に合ってます」との返答。
間に合っていると言えば、間に合ってるな。。。


シークレットデザイア六回目。
上機嫌だった理由を聞き出すと、ナンパを撃退したという話。
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鈍感な遊佐は全く気付かないが、ガンガン攻めてくる紗良。
しかし、最初に聞くのがそこってのが、いかにも紗良らしい。

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そして、シークレットデザイアが切れると裸よりも質問責めにした自分を恥じらう。


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シークレットデザイア七回目。
処女喪失ですが、強めにシークレットデザイアがかかっているので、記憶はない。


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シークレットデザイア八回目
妊娠願望が強いことが発覚。


◯ノーマルルート
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九回目。強めのシークレットデザイア。
オナニーを見せる。


記憶がなかった時の映像を見せられて困惑する紗良。
事実を認めない紗良に身体で思い出させる。
気持ちは処女なのに身体はセックスに慣れているという倒錯。
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このシーンはなかなか良いですね。


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定番ですが放課後の学校で。
バレそうでバレない、というのが定番ですが、
今回はどうやら周囲にバレてしまったらしい。


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学校の昼休み、放送室で全校へ結婚を宣言。
ノーマルモードという割にはハードなような。。。


◯ハードモード
そんなにハードじゃないんですよね、こっちは。
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名前で呼べと言ってくる紗良。
ベタですが、結構可愛い。


淫夢を見るようになったということで、シークレットデザイアで白状させる。
内容は遊佐とセックスしている夢らしい。
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まだ紗良本人は処女だと思っているので、
欲求不満を解消するために擬似セックスをすることに。
と、いうことでイラマチオ。
これで欲求不満が解消されるってマゾだなぁ。


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次の診察。
当日は安眠出来たものの淫夢は止まらなかったとのこと。
気を紛らわせるために遊佐に奉仕。


やはりセックスをしたいと告白する紗良。
もう大丈夫だろうと、遊佐は処女喪失の映像を見せる。
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開き直った紗良は遊佐にセックスを強請る。
アナルでオナニーをしていたことが分かりアナルバイブつき。


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紗良はすっかり積極的になり、自分から求めてくる。
正常位のこのアングル好きだなぁ。


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妊娠して押しかけ妻になった紗良。
遊佐も最終的には負けて、出産後入籍することに。
あれ?紗良、大勝利じゃないですか。


ノーマルモードよりもハードモードのほうが紗良の幸せになっていたような。。。
ハードモードの後日談を想像すると、遊佐は尻に敷かれそうだなぁ。


今日はここまで!

アトリエかぐや「禁断の病棟」(4) 高寺百合花

禁断の病棟四回目。

今日のヒロインは高寺百合花。
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継母からの精神的虐待によって、自分が醜いと思い込んでいる。
なんか、病状が潮見あずみと大差ないというのが、ちょっとね。。。



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極度の恥ずかしがり屋です。



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褒められると、バカにされたと思って怒ります。
ナンパして「美少女」って言ったら相手にキレられるとか困りますね。
ま、ナンパしたことないけど。



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胸を触られるのを嫌がるのは、汚い自分に触れられるのが嫌、というのもある。
この右側の、ちょっと品がない表情がやらしくて良い。僕、この絵、すごく好きです。



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オナニーを披露させられる百合花。
「醜いのに」ってのは、いつもの流れ。



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徐々に性欲を開花させてきた百合花。



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学校でオナニーをしてしまう。
かなりぶっ飛んできている。



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分娩台プレイ。
性器が良く見えるから、羞恥心の強い百合花には効果抜群です。



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プレイの内容とか行動とかは、かなり倒錯してるんですが、
百合花自身は恋っぽかったりして。
ギャップがあって良いですね。



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オナニーを告白し

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イラマチオに移り

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最後は処女喪失



◯ノーマルルート
倒錯した形とは言え、誇りを得ることが出来た百合花。
「自分のやったことに、自惚れられない人なんて嫌いよ」って言葉が出てきました。
これはガンダムですね。フラウ・ボウがアムロ・レイに言った台詞。

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百合花、放尿も多いですね。
二度目の分娩台プレイ。クスコも使ってました。



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拘束バイブプレイ。
機械で感じることに精神的に抵抗しながらも
身体の方から開いていってしまう百合花。

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バイブプレイの後、遊佐との性交を強請る。


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目隠しプレイ。
誰だか分からない相手と性交する恐怖が快感に。

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ま、結局遊佐でしたという話。
怒る百合花。



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裸で病院内を練り歩き。
緊縛、バイブとの二穴プレイ。


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歪んだ形の自信を手にした百合花。
慕われていた後輩からの罵りの言葉が今の百合花には一番の快感だろう。




◯ハードモード
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ノーパンノーブラで登校。
周囲からの視姦で絶頂。

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そのまま、学校のトイレで。
バレそうな状況というのが彼女にはたまらない。



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一対一では人と接することも上手くなったけれど、
一対多だと上手くいかないということで、
研修医二人との一対二のプレイをすることに。



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更に進んで、一対六。
相手は中年以上の年齢の患者6人。
ファザコンぶりが発露。



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締め括り。
公開オナニー。




ノーマルルートがもう少しノーマルでも良かったかなぁ、と思います。
百合花の社会的地位が破壊されてるわけですし。
それだけに、ハードモードのパンチの弱さが目立ってしまった。
どうせなら、父親を含んだ町の大物との一対十プレイとかやれば良かったのに。

今日はここまで。