2ntブログ

2011年10月

戯画「パルフェ」プレイ日記2 恵麻1

今回は第一クォーター。
ルートは多分恵麻になるかな。
ネタバレがございます。


○10/10 いきなり配置転換(由飛強制)
由飛がショーケースのとこで働けないのは玲愛から姿を隠しているから、ということで良いんだろうか?何か全然隠せてなかったみたいだけど。

○10/10 怪しき隣人(強制)
ベランダ越しに玲愛と遭遇。お互い仁と玲愛だとは分からず、普通に良い感じに隣人との会話をしたものの、顔を合わせるとすぐ喧嘩に。おいおい。
同時に「騙したな」と思ったり「楽しくて良いお隣りさんだと思ったのに」と思ったり、何かとシンクロ度が高い二人。
玲愛「つまらないものに決まってるでしょ」
日本人的内輪ネタ。こういうのは度々出てくる。

お約束、玲愛の忠告その2
「煙草は味覚が鈍るからほどほどに」


○10/15 杉澤恵麻初来店(恵麻通常)


マスクにサングラス、コートで重武装した謎のお客様。勿論、記者さんであるはずもなく。
恵麻「あぁ、違った!正体って何のことでしょう?」
完全にバレてるのに誤魔化そうとする頭の足らない感じがちょっと可愛いかも知れない。
仁「ごめんね・・・愉快な姉さんで」
このセリフ味わい深い。


○10/19 成果あり?(かすり通常)
かすり「くくくっ!食べてる食べてる~♪」
笑い方が物騒だぞ、おい。

本店の頃から通っているお客さんには恵麻のケーキとかすりのケーキの味の差が分かるようで、それは仁にもかすりにも分かっていて、だから苦しんでいる訳で。


○10/23 深夜特訓(かすり通常)
これって深夜特急のもじりですかね?
かすりは恵麻の味を目指しているが、なかなかそうはならない。何故って恵麻は天才だから。

翌日分の仕込み。仁が味見を自分ですると言うのに、わざわざかすりが食べさせるのは、仁が食べ過ぎると困るとかってのは単なる言い訳で、要は「あーん」をやりたいだけなんだろうな、と。

かすり「うふ・・・ひょっとして、今さら夜遅くに二人きりという事実に気づいた?」
冗談のような、冗談じゃないような。その辺掴ませないキャラクターではありますが。ダメ恋の夏夜と被る部分はあるんだけど、比べるとアタッカーとしては弱いんだよなぁ。意外と奥手。

「誤解が誤解でなくなると、あの親父さんが夢枕に立ちそうだし。」なんて仁は考えてますが、夢枕に立つのって死んだ人だろ!ってツッコミでOKなんでしょうか?

かすり「男と女が、深夜二人っきり。それで女がねだるご褒美といえば?」
仁「いえば?」
かすり「ちゅ~・・・とか?」
こんな感じに仁をからかって遊んでる訳ですけど、からかって遊ぶ程度しか度胸がないので先に進みません。明日香だったら「ちゅーして」って言いますよね。

仁をからかって元気を出したかすり。
「というか、俺を踏み台にするな。」と仁は思う。これはガンダムですねww


○10/25 隣は何をする人ぞ(玲愛通常)
由飛が気になってキュリオを覗き込む玲愛。
その玲愛が気になって話しかける仁。
玲愛が由飛に関してはっきりものを言わないので、いつもと違って噛み合わない。

お約束、玲愛の忠告その3
「スタッフを増やせ」


○10/27 助けてま~姉ちゃん(恵麻通常)
絶望的に朝が弱い恵麻。インターホンの連射とノックの連打と電話で漸く起きる。

出店前に言い争いをしたことを詫びる恵麻。
死んだ兄の一人と同じくらい恵麻が好きだと言う仁、自分も仁が大好きだと言う恵麻。
普通の姉弟はこんなに好き好き言わないんだけどね。
でも、結局仁を止めようとする恵麻、それを拒む仁という構図は変わらない。


○10/31 土下座(玲愛重要)
モップがけを丁寧にやってる玲愛を見て、尊敬の念を抱く仁。
敵ながらあっぱれとしか言いようがないよな。こんだけ頑張ってたら。

あんなに言い合いをしたものの、実際に相手が土下座するとなると戸惑う玲愛。
玲愛「そうやって、簡単に頭を下げる男なんて、信用できない」というのは全くの方便。
仁「簡単に約束を反故にする人間に育てられてない」
この辺り、あとから「骨のある男」ってとこに繋がってくるのかな。

瑞奈はこの場面をどう見たら「・・・・ごゆっくり」なんてセリフが出るんだろうw

お約束、玲愛の忠告その4
「本気で頑張ってない。まだ、なりふり構っている」
玲愛の忠告はいつも正しい。罵倒されるよりもずっと仁には堪える。

玲愛からライバルへ一杯の紅茶と「お疲れ様」の言葉。この優しさが、自分の至らなさを痛いほど実感した仁には辛い。悔しい。


○11/3 第1クォーターエピローグ
初月から赤字。大ピンチ。玲愛の言う通り、仁は打開策を知っている。里伽子と恵麻が戻ってくればファミーユは全力を出せる。しかしそんなことは出来ないのだ。

ブリックモールの守衛から電話。
何故かブリックモールに乗り込んでいる恵麻。
仁「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
謝りまくる仁。ごめんなさい×3って丸戸好きだよね。

恵麻「弟の仕事場を見に来た・・・ってのはダメ?」
仁「前に来てたじゃん」
恵麻「ほら、あの時は色メガネで見てたから」
サングラス越しに見ることを「色メガネで見てた」とは言わんぞ。

杉澤恵麻、ファミーユへの復帰宣言。

里伽子「やっと始まったね・・・仁」
恵麻が復帰したファミーユを見守る里伽子。
お前、情に流されてるぞ、と思ったけど、仁への愛情に流される分には良いのか、この人は。



今日はここまで!

青年団「ソウル市民」

ソウル市民の五部作を全部見ることにした。
まず、今日は一作目。89年初演の古い作品。

演出は最近の平田オリザっぽい。結構サービスしてる印象。
山内健司が何か言うたびに客席が沸きまくる。

昔はもっと尖ってたから、全部ぼそぼそ喋ってたんだろうな。四角いテーブルに7つ椅子を並べて、役者の背中を3つ客席に向けたりする辺り、尖ってた頃の名残があるかもしれない。

1909年の漢城がどうだったか知らないから、何がリアルなのかは分かんないけど、夏目漱石とか石川啄木とか与謝野鉄幹とかがネタになってるのは面白かった。

「悪意なき市民たちの罪」ってパンフに書いてあったけど、まさにまさに、多分当時の日本だと一番リベラルでちょっと金があって、朝鮮を好きな人達でも、全然悪気なく差別意識があったりする訳で、軍人が朝鮮人ぶん殴ってるとこを描写するより、余程面白いし恐ろしい、今から見たら愚かですよね。流石は知韓派の平田オリザと言ったところでしょうか。

手品師と手品師の助手は何だったんだろ。俺には分からん。いや、面白かったけどね。特にピンポン玉を山本雅幸がぶちまけるとこ。あ、今調べたら山本雅幸の役、06年に三部作でやった時はサンプルの松井周がやってたんだな。へー。

明日は1919年編を見に行きます。

戯画「パルフェ」プレイ日記1 プロローグ

えー、ショコラに続いてパルフェをやりました。
やっぱ名作の名は伊達じゃないですね。

一応あらすじをWikipediaから引用

中世ヨーロッパの街をイメージした大型ショッピングモール「ブリックモール」はグランドオープンを間近にひかえ、テナントとなる飲食店の誘致を進めていた。
ただの大学生である高村仁のもとに、突然ブリックモールから電話がくる。彼の義姉である杉澤恵麻が経営していた欧風喫茶「ファミーユ」を出店して欲しいという内容である。ファミーユは半年前の火災で店舗を失い休業中だった。
あくせくしながら開店準備を進める中、ありえない程に恵まれた出店条件の裏を知らされる。ファミーユの予定場所の真向かいの店は「キュリオ」。ファミーユがそのコンセプトを学び、模倣したオリジナルである店の3号店だったのだ。
圧倒的な人気と実力を誇るキュリオを前に、主人公は悪戦苦闘を強いられる。アルバイトである雪乃明日香、涼波かすりと3人だけでの開店もやむをえなくなった深夜、滑り込みでアルバイト志望の少女、風美由飛が現れる。その姉であり、キュリオのチーフである花鳥玲愛との口論をきっかけに主人公はキュリオと売り上げ勝負をすることになってしまう。
かつて「ファミーユ」の同僚であった夏海里伽子の助力が得られるかも分からないなか、プレイヤーはこういった状況を打開し、人気店「ファミーユ」を復活させなければならない。

引用終わり


取り敢えず、今日はプロローグと第1クォーターのプロローグまで。
全然進んでないだろって感じですけど、メモ取りながら進めてるんで仕方ないのです。


◯プロローグ
シャワーシーンと誠介からの電話で始まるのはお約束。
新聞の勧誘とか悪質な通信販売みたいなノリの誠介は怪しい。
てか、誠介ってどんな人なんだろ。見た目。設定画とかねーのかな。

説得~里伽子編~
八橋大学経済学部の才媛、冷静沈着で愛想のないファミーユの元フロアチーフ、仁から頼られると「仕方ないなぁ、仁は」と助けてしまう、未来から来た猫耳ロボット的なキャラ。
で、私が一番ハマったヒロイン、夏海里伽子。
ショコラで言うと香奈子+翠でしょうか。そう考えると最強っぽいけどww

ファミーユ再建なら自分より先に恵麻を説得しろと言う里伽子。
里伽子「あんたのテクニックで骨抜きにするもよし、若さに任せて暴走するもよし、力と技でくるくる回すもよし。」
仁「父よ、母よ、兄よ、今の発言どう思う?」
仮面ライダーV3は僕が最も好きなライダーなんだけど、てか、里伽子は何を言っているんだ。

里伽子「弱いね本当に。恵麻さんのこととなると。」
この時、表情が不満気なのが全部終わってからだと良く理解できる。

パンフレットに極限まで顔を近づける里伽子。最初は気付かなかったが、左手が使えなくなってコンタクトが入れられなくて良く見えないからなんだよね。

お昼を食べない里伽子。勿論ダイエットではない。


説得~明日香編~
雪乃明日香はファミーユのマスコット、唯一の女子高生もとい女子学園生、そしてパルフェ最強のアタッカー(この件については後述)。ちなみに一番胸が大きい。笑

明日香との話の中で、ブリックモールが出来るまでショッピングは電車で三十分かかったという情報が出てきていた。環状線まで30分、隣の県の中心街まで45分とも。一体ここはどこなのだろう。自動車を使う描写がないことと、大学生が実家を離れて一人暮らしをしていることからそれなりに都会なのは分かるが。
まー、東京の田舎の方って考えるのが一番自然なんだよな。八橋大=一橋大とすると、国立~新宿間が30分ちょっとだし。あぁ、でも隣の県の中心街ってどこだ?横浜だったら45分じゃ着かないよなぁ。まー、どうでも良いことなんだけどね。

受験数学が解けない八橋大経済学部生。ってことは私立なのか。一橋の数学は難しかった印象がある。てか、あそこは基本的に問題を難しくしすぎる傾向があるんだよね、差がつかないよ。

胸が大きくなったと急に言い出す明日香。
中原中也の童貞もとい道程から「汚れちまった」と引用する仁。

ファミーユ復活に真っ先に協力を宣言する明日香。
パルフェ最強のアタッカーはいつも前向きに攻める。

明日香「恵麻さんや里伽子さんに捨てられても、せんせには私がいるからね。」
語弊がある言い方だけど、この子の場合狙ってる可能性も否定できない。

泣いちゃう、たまに声が裏返っちゃう、すぐ謝っちゃう仁。
これってダメ恋の理くんのプロトタイプだよなぁ。丸戸はこういう主人公が好きなのか。


説得~かすり編~
涼波かすり。元禄から続く和菓子屋の次女。基本的にふざけてる。耳年増。この人の適当な感じ、僕はとても好きです。火に油注ぐこともしばしばですが。

仁「かすりさんをください」
もの凄いベタだけど、こういうのが一番面白かったりするので仕方ないね。
すっかりかすりの男だと勘違いされた仁。

仁「どこからそのような流言が」
源一郎「祝言など許さん」
仁「お父さんの座布団全部とれ」
りゅうげん→しゅうげん、というギャグ。

源一郎「今宵の虚鉄は血に飢えておる」
→京都の人が近藤勇好きってのは、ちょっと違う気もするが。
ちなみに正しくは虎徹。虚鉄だと貧血になってしまう。

仁は京都(?)に日帰り出来る位置に住んでるのか。一体どこだ。

で、かすりに駆け落ちさせられる仁。
かすり「細かいこと気にする男ね、仁くんは。やっぱ彼女が昔付き合ってた男とか、気になるタイプ?」
うわあああああああ、全然気付かなかったけど伏線だった。

里伽子からの電話
目の前にキュリオが出店することを知る。
で、キュリオとファミーユについての回想。
翠が出てきて俺得。


恵麻の説教
あ、そうだ、恵麻の紹介してなかった。恵麻は仲の良い従姉弟で、仁が養子に入った先の娘で、仁の兄の嫁さん(未亡人)で、焼失したファミーユの元店長兼パティシエール。この姉弟の結合はちょっと異常なレベルで、しかもまぁ、色々複雑なものだから見ててハラハラする。

恵麻「説明しなさい」でオムライスのレシピを説明する仁。
このギャグは好き。

恵麻「私には・・・ここにいない人よりも、今、目の前にいる人の方が大事なの。」
仁はこの点の理解がちょっと足りてない節がありますよね。
里伽子や恵麻の説得にも関わらずファミーユを復活させると言って引かない仁。


店を見に行く仁。
由飛の歌う「つまんない恋」が聞こえてくる。この歌、僕が里伽子好きだからか、仁と里伽子を歌ってるかのように思えるけど、多分他のヒロインが好きなら他のヒロインとの曲に聞こえるのかもしれない。

ファミーユのアイデアを見つけたのも、内装を手がけたのも、里伽子なんだよな。思い入れがないわけないんだよなぁ。仁もそれ分かってるから、里伽子に無駄だって言われたくないんだよねー。

帰り道。
里伽子にとって仁と酒を飲むのはNG。お互いボロが出るから。
忘れ物をして店に戻ると、なぜかいる由飛。いや、誰よあんた。
明日香の制服を着て小さいと言う由飛。かすりの制服は胸がきつかったらしい。
胸のサイズは明日香>由飛>かすり。恵麻と里伽子と玲愛はどこに入るんだろう。明日香がトップなのは間違いなさそうだが。

あ、パッケージの裏に書いてあった。パッケージにこんな大事な情報が載ってるなんてメタルギアソリッド以来じゃないですか?笑
バストの寸法だと明日香F>恵麻D>由飛D>里伽子C>かすりC>玲愛Bだそうです。まー、数字とかカップとかと見た目の大きさがイメージで繋がらないんで「へー」としか思えないんですがね。

どう考えても怪しい、ファミーユ店員志望の由飛。歌声に負けて採用してしまう仁。おいおい、店長大丈夫か。

風美由飛。
謎のバイト志望者。抜群の歌声を誇る。



○10/10 第1クォータープロローグ
仕込みのために朝早いかすり
かすり「仁くんは経営者だから、一日72時間働いても良いけど?」
→ダメ恋で理が姫緒に似たようなこと言ってなかったっけ?

玲愛との遭遇。
「カトレア?」って呼んじゃって雷を食らう仁。
玲愛「その洗礼は小学生時代に受けたから痛くも痒くもない」
痛くも痒くもないなら怒るなよって、仁くんご尤も。

玲愛「な・・・なによ真似しんぼのくせに」
真似しんぼって随分可愛い言葉遣いだな。

お約束、玲愛の忠告その1
「身だしなみは整えろ」

玲愛相手だと結構カッとなっちゃう仁くん。
何でだろうね。

仁を励ます玲愛。
由飛が謝るのは、玲愛が仁を怒らせたからだよね。
で、それを説明することは出来ないから「取り敢えず謝っておこうかと」になる。
由飛の握力が強いってのはピアノをやってたから、って以外で話に絡んだっけ?何かあっても良かったかなと思うけど。
明日香「おはようございまー・・・した。」

朝礼
仁が由飛と手を取り合っていたのを目撃た明日香はそれを咎める。
明日香「里伽子さんに言いつけてやるー」
正しいような、正しくないような。

実は由飛から名前も聞いていなかった。

スローガン発表。これもショコラと一緒。
何故か朝礼に混ざってる板橋。

キュリオでも玲愛がスローガンを発表。
何だかシンクロするんだよなぁ、仁と玲愛。



今日はここまで。

戯画「ショコラ」終了!

戯画「ショコラ」
さて、全部終わったんで何か書きましょうかね。
ロロ的に一番おおおおおおってなったポイントは、コロッケ。
そうかー、冷めた芋だけのコロッケってこのことだったのかー。
香奈子さんの重い感じ、可愛いですね。

でも、おおおおおおおってなったのはショコラだけの話じゃなくて、ダメ恋の最初の一話で美都子が理くんに仕掛けたのもコロッケだったなーって。そうか、ここが繋がってるのか、丸戸め味な真似を、と思ったのもあり。

香奈子シナリオや香奈子ショートストーリーでの翠の不遇さには泣きました。
なんかなー。なんかなぁぁぁぁぁぁ。翠自身「自分はどうとでも生きていけるけど、香奈子は大介しか生きる道がない」って分かってしまってるんだよなぁ。だからって翠が幸せになってはならない理由にはなるまい!とも思うものの・・・損な性質だなぁ、翠。

玉ねぎを刻んで泣く翠が可愛い。すずルートで「発散しちゃえば良いんじゃないか」とか言い出して、ちょっとだけ「あわよくば」を狙う翠が可愛い。チロルルートで不思議現象を誤魔化すために抱きしめられて「こ、困るよ///」とかなっちゃう翠が可愛い。

でも、香奈子さんも好きだよ、うん。
翠>>>>(越えられない壁)>>>香奈子>>>他のヒロインってだけで。
でもなぁ、翠ルートが香奈子さんより翠であることを選ぶルートであることを考えると、香奈子ルートは大介が翠の思いに気付かないまま、ってルートだから、何かそれは寂しいよな。分かった上で、それでも香奈子さんへ、ってなって欲しかったかも。

クールで天然な香奈子さんは可愛い。
デレた香奈子さんも可愛い。大介を傷つけて一生記憶に残ることで過去を清算しよう、とか考える香奈子さんの重さもなかなかに愛しい。香奈子さんは何だかんだ言っても、大介に愛されて幸せになるっていう方向性への望みを少しだけでも持ち続けていたような節があるよね。いや、そこまでは考えてないのかもしれないけど、大介から離れる方向へ思いが向いている時でも、そういう姿勢を貫徹出来ないところに一縷の望みを持っちゃってる感が漂ってて、まぁ、それは偏に大介が好きってことなんですけどね。

美里ルート。メインヒロインっぽい割にあれな・・・いや、でも、確かにあのアホさは結構可愛いかもしれないんですけどね。美里ルートはバラさんのちょっとヤンチャだった頃が垣間見られたのが一番良かった(笑)
「日本のヤクザ組織を出し抜いた喫茶シンジケート」だっけ?笑った。
バッドエンドで皆が呆れるシーンはなかなか面白かった。

すずルート。おかゆを食べさせてもらうすずの「あー」とか「うー」が可愛い。あと、上手く体温計が38度になるよう工作する辺り、なかなかに黒い。やるなぁ、りんりん。共通ルートで香奈子さんに私物を持って帰らせる場面でも逞しさを見せていたが、この子はなかなかに侮れない存在だな。美里を使って香奈子と大介を引き離そうとしてたりもしたし。淑女同盟すげえ。
「勇気のすずがリンリンリーン」はベタだけど笑った。

真子ルート。そうだよなぁ、大介には母親いないんだもんなぁ。すずが大介に依存してしまったことの裏返し。バラさんが「坊ちゃん」じゃなくて「店長」と呼ぶようになったのが一番来たかもしれない。いや、真子さんには悪いんですけどねwww

さやかルート。印象が薄い。ごめん。

チロルルート。馬鹿って可愛い。自分をパパって呼ぶ子をよく抱けますね、大介さんは・・・。キャラクター的には結構好き。怒ったとことか。


「ショコラ」の結論
翠が可愛いよぉおおおおお。可哀想だよぉおおおお。
うえええええええん。
こ、この涙は玉ねぎを切ったからなんだからね!!

家事してます

うちは共働きで、弟は部活で遅いので、いつも一番最初に帰宅するの私なんですよね。
で、家事が結構私にかかってくる訳でして。
今日も風呂を洗って、台所を片付けて、米を研いで・・・。

夕飯どうしよーかなー。
祖母が大量にオクラを送ってきたから消費しなきゃ。
料理は好きなんですけどね。片付けがなぁ。


今年度の手帳を今日買いました。世の中舐めてます。
覚えられるくらいしかスケジュール入れないことにしてたんで手帳とか要らなかったんですけど、どうも最近二ヶ月先の予定が入ったりしまして。
で、最初に書き込んだのは土曜日の予定。朝からバイトがあって、サークルの集まりがあって、その後は何故かキャンプへ。何でこの時期キャンプなんだろww

土曜日が忙しいと金曜日も嬉しくないなぁ。

戯画「ショコラ」プレイ中

ちょーっと古い作品ですが、ショコラやってます。
これ発売される頃、私まだ中学生ですよ。そう思うと結構古い。

前評判でシステムがイマイチとは聞いてたんですけど、確かにめんどい。
あと、個人的な好みとしては短い話の積み重ねよりも長い話がばーんとある方が良いかなって思います。いや、でも、面白いですけどね。メイドさんが好きって訳ではないんですけど、制服可愛いし。

笑ったのはコンフィグで黒ストのON/OFFを選べること
そうかー、丸戸さん黒スト大好きだからなぁ。思わずニヤニヤしました。
ダメ恋の麻美で丸戸黒ストにはまったので、当然のようにON!さぁ、来い、黒スト!!

まだ翠ルートをクリアしただけなんですけどね。
いやー、翠可愛い。翠可愛い!緑川良い。(あれ?
あ、リトバスは緑川ゲーでしたね。今度リトバスの話もしますね。

で、翠ですよ。
麻美とかぶりますねー。大好きです。
執念深く長年想い続けてるトコ、勇気がなくてお互い逃げ道がある関係を作っちゃうトコ、大介への態度と本心に物凄いギャップがあるトコ。

罵詈雑言の応酬が信頼関係の証。でも、周りから見たら翠が大介好きなのはバレバレってのは、何とも残酷ですね。そういえば翠宛のラブレター、どうして大介が持ったたんだろ。ラブレターの内容から「翠から大介への思い」を理解したすず、全然分からない美里という対比に笑った。

ルート突入。
あんな事故みたいな感じでなし崩し的に関係を持ってしまったんでも、念願叶った嬉しさで翌日からテンション上がりまくって失恋のショックとかすっかり忘れてはしゃぎまくる翠がかわいいよおおおおおお。

「月一のアレが来ないんだ」の下りで、大介に身体を心配されたり「仲人は?式場は?」とか言われたり、内心で翠は絶対嬉しかっただろうな、と思ってニヤニヤした。あーんとかやってイチャつくのも良い。すずが困るのも良い(笑)

要所で香奈子を優先してしまう大介の馬鹿!馬鹿!絶対許さない!!
で、仕事中に倒れる翠。あぁぁぁぁぁ、なんて不憫な子でしょうか。その後、バラさんが翠の気持ちについてのヒントをくれるとこ、良かったですね。翠にとっての一番はいつだっていつだって大介だったんだよなぁ、愛されてるなぁ。

最後のけじめ。
見舞いに来ないことを責める翠が可愛い。大介のやっとやっとの告白を受けて、やっと素直になる翠。ホントに良かったよね。うん。「ずっとずっと大好きだったよ」ってやっと言えたんだなぁ。

ラスト。
すずにお姉ちゃんって呼ばれて、いちいち照れる翠可愛い。ホント、可愛いな、お前は。何なんだ。香奈子が来てくれて、また三人に戻って、良かった良かった。というエンディング。そうだよなぁ、やっぱ、この二人が幸せになるためには彼女の祝福が必要だよなぁ。

やっぱボリュームが少ないなぁ、とは思うものの、面白かった。お気に入りの翠が幸せになれたから良かったなー、という思いが強い。CGも他の子より少ないけどな!くそう、許せん。

話の本筋に関しては分からない部分がまだまだ多く、かなり思わせぶりですが、でもまぁ、大体想像ついちゃいますよね。次は話の本筋から遠そうな子達を攻略して、最後に香奈子って感じで行きましょうかね。

ガンダムAGEって面白いんですかね?

Vガンダム、Gガンダム、ガンダムW辺りはテレビで見てんだけどねー。
大抵のものは腐った目で見るんですが、ガンダムだけは別。すごく硬派。
だから、種とかは何かイライラして見られず。

ポケ戦、83、08がお気に入り。
バーニィとコウとガトーとシローとノリスが大好き。
まぁ、つまり、真面目で直向きな若者と渋いオジサマが好きなんですよ。
あ、でも聞いたところによるとガトーって20代だったんですよね、びっくりだ。

◯ポケットの中の戦争
コロニーへの核攻撃を阻止するためにザク一機でガンダムに挑むバーニィ。
滅茶苦茶カッコイイ。惚れる。
クリスもバーニィも相手が誰かなんて知らないんだよなぁ。切ないなぁ。
アルの「もう戦わなくて良いんだ!」の叫びも届かない。泣く。
最後のビデオレターに泣く。「連邦を恨むな」ってさ。お前、良い奴だなぁ。


◯0083
背伸びする若者コウと歴戦のおっさんたちの物語。
出てくるおっさんが皆カッコイイんですよ、この話!!
おっさん好きは是非見て。ホントに。絶対損しないから。

キンバライト基地のビッター少将。10機のMSと共にアフリカのキンバライト基地に潜伏し続ける我慢の男。ガトーを宇宙へ逃すための時間稼ぎに成功し、最後は命懸けの攻撃を見せる。
「我々の意地を見よ!」
意地見えました。カッコ良かったよ、ビッター少将。

月のジャンク屋ケリィ・レズナー元大尉
片腕を失いながらもパイロットとして燃え尽きていないMA乗り。未完成だったMAヴァル・ヴァロを密かに完成させ、再起の日をずっと待っていた男。コウの操るガンダムとの一騎打ちに敗れるも戦いの中で死ぬことが出来た彼の表情は満ち足りていた。

ケリィ「コウ・ウラキ、聞こえるか! 俺は後悔してないぞ!」
コウ「ケリィさん、脱出装置を!」
ケリィ「へっ、そんなもんは積みこんじゃいないぜ。」

頼れるベテラン、サウス・バニング大尉。
死亡フラグを立てに立てまくって死亡。良いキャラの割には呆気無い死に様。残念。奥さんの写真なんか見てるからいけないんだ!大尉のばか!

ガトーとデラーズは名台詞が多すぎて、ちょっと書けない。
アクシズ艦隊のユーリ・ハスラー少将も良い。
デラーズとハスラー、ジオンのベテラン指揮官同士の友情は見物です。


◯08小隊
後に勇者王となるシロー・アマダ少尉。とにかく甘い。理想主義。お前戦争舐めてんのか。って感じだけど、仲間とアイナへの愛で突破してしまう。ガンダムにしては珍しい少年漫画型主人公。最初は私も「え?」って感じだったんですけど、最後は大好きになってしまった。

連邦の少尉であるシローとジオンの名門の娘であるアイナのロミジュリ的ストーリーが08なんですが、そこで重要な役割を演じるのがアイナの父親代わりであるノリス・パッカード。忠義と信念の男。

ノリス「強くなられた。恋のせいですかな。」
アイナ「あ・・・」
ノリス「心外ですな。自分とて、木の股から生まれたわけではありません。」
良い台詞です。たまりません。
この他にもカッコイイのが沢山あって、もうあの髪型だっさいんですけど大好きです。
グフ乗りなのも加点ポイント。

門地かおりの話

私、門地かおりセンセーの大ファンなんですよね。
細かいトコ突っ込んだらキリがない話なんですけど、そういうのを押し切れるパワフルさがあって大好きなんですよね。あと、デフォルメキャラのギャグシーンが可愛い。とにかく可愛い。

最初は小説の表紙絵とかで見たんだったと思うんですよね。
で、本を買ったのは「わがままキッチン」からかな。社会人もの美味しいです(^q^)
喧嘩別れした後、幅嶋が熊木を蹴っ飛ばすとこ、素敵でしたよね。
「痴話喧嘩だ!外野は黙ってろ!!」って叫ぶ幅嶋カッコイイ。

じゃじゃ馬ならしは完全版みたいなやつを買いました。絵柄がちょっと古いけど、あの三角関係好きです。三人が三人ともちょっとずつ変化してるのが良かったですね。馬場君がどんどん純になっちゃうのが可愛かった。女の子みたいになってる訳じゃないんだけど可愛い、というのがポイント。

既刊は多分全部買ってるはずなんですが、ビブロスが潰れた時期と重なってたんで、ちょっと苦労しました。リブロから新装版で出るならあんなに頑張って集めなくても良かったかなぁ、とも思ったり。

最近は「生徒会長に忠告」が待ち遠しいです。大風呂敷を広げてしまって収拾がつかなくなってる感はありますけど、でも、やっぱり門地せんせーの書く漫画が好き。

でも、どうして、あんなに、Hシーンでまで笑わせようとするんだろww

HERMIT「世界で一番NGな恋」

最初のブログなんで、最初にやった思い出のゲームについて。
あ、勿論18禁のゲームでですよ。
普通のゲームで最初にやったのはスーファミのマザー2かな。
こいつについては、また別に機会に。これはこれで語ることが多くて多くて・・・。
あ、以下結構ネタバレます。

HERMIT「世界で一番NGな恋」
最初に言っておきます。
マジで名作です。
私、そんなに沢山やってるわけじゃないんですけどね。
でもでも、これは名作。間違いない。
丸戸史明が描く笑いあり涙ありのテンポ抜群なシナリオがたまりません。
ちょっとした日常の小ネタにセンスがあって、この人すごいなぁと思いました。

主人公の芳村理は高身長、高学歴、無収入の三十路手前。あと、岐阜出身(大事)
名門八橋大を出て鎌田商事に入ったエリートなんですけどね、こいつ馬鹿なんじゃないのと思うくらいにお人良しで弱気で、ダメな奴なんですよ。すぐに声裏返るし。

でも、時々物凄く力が出る時があって、普段とのギャップがカッコ良いんですよ。まぁ、主に会社で働いてるシーンなんですけど、ゲームにありがちな超人じゃなくて等身大的な凄い人だったのが、また好感持てましたね。

あっさり潰れちゃった最初の再就職先では、取引先の業務に支障が出ないようにと他の会社を紹介するという、一銭にもならない仕事を必死でこなしてましたね。再々就職先では、親会社の粉飾決算に手を貸してる事実を突き止めて自分が犠牲になりながらも会社の危機を救いましたし、他にも色々。働いてる姿、超カッコ良かった。理愛してる。

物語はこの人が奥さんとは離婚し仕事はクビになり全てを失ったところで、メインヒロイン陽坂美都子が切り盛りする「テラスハウス陽坂」というなの長屋に流れ着くところから始まります。





続いて、四人のヒロインについて!
丸戸史明の好みを反映して、皆漏れ無く依存体質ですけどね!!

天城夏夜 通称「二号ちゃん」
理くんが最初に再就職した会社の事務員の女の子。いつも気だるげな感じだけど結構世話焼き。筋金入りのダメ男好きで、理君に惚れまくって、尽くしまくって、自分のことは後回しにさせて、でも最後にはそれが限界に来ちゃう辺りのダメさが良い。あぁ、やっぱそうだよなぁ。無理してたよなぁ。

理くんに頼られて嬉しそうな顔する時が可愛いです。あと、明け透けに好意を示す割にいざという時は緊張するのが、やっぱまだまだ若いんだなぁ、理くんと7歳も違うんだよなぁ、と思わされるところ。

彼女のルートで好きなシーンは、あれですかね。新しい会社に移った夏夜ちゃんが電話で取引先の人と話すとこ。「芳村さんいますか?また一緒に仕事したいなって思ったんですよ。」って言われて、思わず泣いちゃう二号ちゃん。こっちも泣いてしまいました。

あとはクライマックスの「男引き止めるのに手段選んでられるか」って啖呵を切るとこはカッコ良かったし、エンディング辺りの「今日も本妻の所へ行くんだね」って小芝居も楽しかったし。

二号ちゃん、他のヒロインに比べると評価は低いですし、シナリオも短いんですけど、僕はかなり好きなんですよ。本人も「四天王の中で云々」ってセリフで言っているように、作り手側からの扱いも悪いんですけどね。

あぁ、でも、他のルートに入っても色んなところで活躍してくれるので素敵です。姫緒ルートでは夏夜が姫緒の背中を押してあげてましたし、麻美ルートではグダグダな麻美の愚痴を聞いてあげてましたし。




澤嶋姫緒 通称「姫様」 名古屋出身(重要)
業界王手澤嶋不動産の社長令嬢で大学生。テラスハウス陽坂の隣のでかい屋敷に住んでて、お隣の娘さんである美都子を妹のように可愛がっている。強気で尊大な態度だが、世間知らずの天然で、慈善事業が大好きな良い人。本質を突かれると「あれえっ?」って言って狼狽える。

両親がいない美都子をどっちが助けるかで理くんと争ったり、会社で理くんの上司になって厳しい社会人教育に晒されて悔しがったり、恋愛対象として理くんを見始めて照れまくったり、理くんと付き合い出したらデレデレになったり、理くんとの仲が引き裂かれそうになったら世界の終わりみたいに嘆いたり、他にも色々、とにかく表情が豊かで可愛いキャラクターです。

楽しいのは岐阜人と名古屋人の言い合いですかね。河合塾の話、手羽先の話、パルコが出来たのはどっちが先か、などなど。全体的に東海地方ネタは豊富なんですけど、このルートだと特に際立ちますね。ちなみに私、予備校は駿台だったんですけどね。

姫緒ルートで良いシーンは、父親に歯向かって口座を凍結され、貧乏暮らしを余儀なくされた姫緒がたくましくなってくところですかね。雑草炒めて食べたり、焚き火してパスタ茹でたり、天かすがタダの蕎麦屋を見つけたり、頑張る姫様が愛おしい。姫様VS父親の戦いではまたまた理くんの手腕が発揮されまして、ロロはまた理くんに惚れ直しました。はい。




陽坂美都子 通称「大家ちゃん」「トコちゃん」 中学生(最重要)
年齢的にもかなりヤバめなメインヒロイン。出会った男を無意識のうちに次々誘惑してしまう困った母親との母子家庭で育ったため、年齢の割に大人びていて生真面目で何でも一人で出来る女の子。超絶お節介。物語が始まる直前辺りでお母さんは男と一緒に出て行ってしまいました。あ、理くんもこのお母さんに引っかかってしまった一人です。すげえな、このお母さん。

理くんとトコちゃんの関係は友達から始まって、姉と弟のような関係から、理くんがしっかりしてくるにつれて親子らしくなり、美都子が理くんを異性として意識し始めて男と女になり、というように、色んな形の間を揺れ動きます。最初は他のヒロインへの無意識の嫉妬だったものが、段々と意識的になってきて、それじゃいけないと親子のあるべき姿を思い出して、と苦しむ美都子は魅力的なキャラクターです。

他のヒロインのシナリオでは、最後に美都子と理くんは親子であることを選びますが、彼女のルートでは最後には色んな物を打ち捨てて恋人になることを決断します。美都子の真っ直ぐな思いはただただプレイヤーの胸を打ちます。
「理くんの恋人になるんだ。恋人になるんだ。恋人になるんだ。」
雪の道を理くんの胸を目指して駆けるクライマックス。バックで流れる主題歌に涙腺決壊は必至です。

お母さんが男連れて戻ってくる、というストーリーが後にくっつくんですが、これは正直今一つかなぁという感じも。お母さんに今ひとつ感情移入出来なかったので、そのお母さんを大切にする美都子という話に上手く乗れませんでした。残念だなぁ。

Hシーンの背徳感がやばい。




香野麻美 ロロの最愛ヒロイン
主人公の元妻で美都子の担任。丸戸さんが得意とする「昔主人公と色々あった黒ストの女」です。姫様がこの人を称して「ここは私が食い止めるから、みたいな」と言っていたんですが正にそれ。理くんが好きすぎて、良いカッコして、自分を犠牲にしてしまうダメな女。

親に愛されないで育ったせいで人を愛することが上手くできない理くんに、家族の暖かさを教えようとしたものの不妊症が発覚して、「あー、自分じゃダメなんだー」と絶望して別れてしまったという困った人。別れて二年経つけど理くんのことが全然吹っ切れてない。ヒール高いままだし、スパゲッティーとパスタソースの缶持って訪ねてくるし、誕生日には電話しようとするし・・・。

麻美の魅力はこの未練タラタラ具合、理くんに対する態度と本心の大きなギャップ、二年前の離婚にまで至った自分の決断を引っ込められないところかなと思います。総じてダメダメですね。ショコラの翠と重なる部分があるかなぁ、と思います。翠、お気に入りなんですよ。この辺りはショコラについて書く時にまた。

好きなシーンは、火事場で理くんが足を折ってしまった後ですかね。自分のために理くんが危険も顧みず、というのが嬉しくて嬉しくて、自分のせいで怪我をしたってのを口実に奥さんに戻ったみたいに世話を焼いてしまう麻美。馬鹿です。馬鹿可愛い。

その後、介護のお礼としてトリトンホテルのディナーに誘われて、着ていく服がないからと夏屋や姫緒に服を借りようとするシーン。周りがもう全然見えてない感じが可愛いです。普段はちゃんとした大人をしてるだけに、そのギャップが堪りません。ついつい高い下着を買ってしまったとか、あんた馬鹿か。何期待してんだ。可愛いぞ、この女ww

理くんについて美都子と口論する時のセリフ。
「旦那愛してて何が悪い!」
「理はね、わたしが18の時から目をつけてて、4年もかけてやっとのことで口説き落とした、一生ものの男だったのよ!」
やられました。もう圧勝です。麻美の圧勝。
私は美都子も姫緒も夏夜も大好きですけど、麻美には敵わない。

教え子である美都子と男のことで喧嘩してしまったショックで飲んだくれる麻美。「もう教師失格よー」と管を巻きつつ、もし職を失って飲み屋で働くようなことになったら理くんは通ってくれるだろうか、などと考えて頬を赤らめる馬鹿。可愛い。くそう、可愛い。

クライマックス。美都子の卒業式の後の全校生徒公開プロポーズ。逃げる麻美、追う理くん。主題歌が流れてまたも涙腺崩壊。口では嫌だ嫌だと言いつつも、そこは惚れた弱み。理くんのを拒むことも出来ず、ホテルに連れ込まれて愛の言葉とセックスでぐちゃぐちゃに。Hシーンで泣いたのは後にも先にもこれっきりだったなぁ。


ダメ恋語り、麻美だけもの凄い長さになってしまいました。
愛の差大きいなww

他のゲームをやってから気付いたことなんですけど、このゲームは社会の中に溶け込んでるんですよね。勿論特殊な設定ではあるんですけど、悩んでることとか困ってることとか、そういうのって凄く社会の中で当然のことで、だからこそちょっとした優しさの価値を凄く感じられました。
人の生き死にとか世界を救うとかそういうのがなくても、ほんの些細で、でも当人にとっては大事なことが沢山あって、そういうので感動できる話って良いな、って私は思います。